mini Pitts (Epp) 2





飛びません~! 超低空飛行で徐々に高度が下がっていきます。
残念ながらモーターの推力が完全に足りません。
精度のいい加減なギアシステムで、モーター自体もかなりヘタっているようで、期待した推力が確保できないようです。(簡易計測ですが、推力は15gくらいでした。)
この機体の場合、取り得る処置としては
①軽量化する
②モーターの推力を上げる(動力を交換する)
③あきらめる
位でしょうが、③では悔しいし、①の飛行可能重量までの軽量化はかなり難しいので、②の動力の交換による推力の増加を図ることにしました。



で、以前に購入したGasparin G15 5W を引っ張り出してきました。静止推力はカタログデーターでは40g位は確保できるようです。、これはちょっとヘタっているのですが、簡易計測で、gws5030ペラで推力は33gくらいでした。



推力に余裕が出たので、モーターの取付はちょっと贅沢にベニヤにねじ止め!

 
アンプもリポ1セル用の手持ちが7A用の大きな物しかなかったので、この動力システムに変更するだけで、7gくらいの重量増加です。


機首はギアダウンに比べてすっきりした感じです。


ありゃりゃ!、案の定、電池抜きで33gとは・・・・
飛行総重量は旧タイプと比べて9gもオーバーで、約37g位になってしまいました。

しかし、推力/重量比は明らかに改善されているので、次回に期待です。







ついに飛びました~!。
さすがに推力が上がっただけあって、前回とは雲泥の差。フルスロットルなら、ぐんぐんと上昇します。
飛行速度はかなりゆっくりです。
但し、Team Quadra さんのブログでも確か指摘してあったと思いますが、左旋回は問題ありませんが、右旋回で巻き込みの癖が強く出て、うっかりすると簡単に墜落します。
今後は、重くなりすぎた機体を、できるだけ軽量化して、さらにスローフライに挑戦したいと思います。


その後・・・・・・
軽量化を図ることにしました。
と言いましても、可能な部分は動力系統位・・。
それで、アンプを軽いものに交換!

入手した超軽量アンプ コスモテックCT-3Aです。
本体重量のみで0.79g 

受信機に接続するコネクターは、コスモテック仕様なので、ピッツに使っているフタバ仕様のレシーバーに合わせるために、ピンの1番と3番を入れ替えます。

新旧アンプの比較 いかにも軽そうです。

配線の取り回しもすっきり?しました

結果は?
バッテリー抜きで28g。 変更前がバッテリー抜きで33gだったので、約5gのダイエット成功です。


軽量化により、以前よりスロットルを絞っても十分に飛行しますので、飛行時間も稼げるようになりました。
しかし、私の場合、屋内で飛ばすことは無く、風の無い日に屋外で飛ばしていますから、無風状態に近いと言っても必ず風の影響を受けます。
軽量化前は、気にならなかったのですが、軽量化したあとは風の影響を受けやすくなり、どちらかと言えば、かえって飛ばしにくくなったような気がします。
屋外飛行の場合は、ある程度の翼面荷重は必要なのかもしれません。